※タイトルに誤りがありました。5回に訂正しました。
100万年でドラゲナイのiOS版は、2月4日にAppleにバイナリを提出してから、延々と再審査とリジェクトを繰り返しております。
正直私としてはアプリのリリースを見送ってもいいのですが、予約していただいた方もたくさんいらっしゃいますし、何よりどうすればリジェクトされないアプリ作りを目指すことができるのかという点でアプリ開発者の方の参考になる部分も少しはあるかもしれないので、記録を残しておこうと思います。
まず最初にアプリの概要です。
【アプリ名】
100万年でドラゲナイ ~僕と世界の終わりとサカイのお尻~
【内容】
上から色々な物が落ちてくるので、タップして吹き飛ばしていきます。
吹き飛ばすごとに残り年数が減っていくので、100万年を残り0年にするのが目的です。
【アプリアイコン】

【スクリーンショット】

Androidでは2/4辺りに公開されていて、3/3現在2173DLとなっております。
Google Play
■ステータス履歴
まずはiTunes Connectのステータス履歴をご覧ください。

怒涛のリジェクト。
輝かしい戦歴ですね。
ちなみに画像内にもありますが、メタデータリジェクトの場合はどうやら「却下済み」とは表示されないようです。
あと、今回はアプリ内購入(広告非表示)も審査対象になっているのですが、リジェクトを受けた場合は該当するアイテムのステータスが「Developer action needed」のような感じで表示されて、保留状態となります。
なので再審査を請求するたびに該当アイテムのdescription欄に半角スペースを足して「waiting for review」の状態に戻しました。
■1回目「購入の復元ボタンの未実装」
We found that your app offers In-App Purchase(s) that can be restored but does not include a “Restore Purchases" feature to allow users to restore the previously purchased In-App Purchase(s), as specified in the “Restoring Purchase Products” section of the In-App Purchase Programming Guide
"Users restore transactions to maintain access to content they’ve already purchased. For example, when they upgrade to a new phone, they don’t lose all of the items they purchased on the old phone. Include some mechanism in your app to let the user restore their purchases, such as a Restore Purchases button."
To restore previously purchased In-App Purchase products, it would be appropriate to provide a "Restore" button and initiate the restore process when the "Restore" button is tapped by the user.
これは単純に私の確認不足でした。
購入したアイテムは購入ボタンから購入しても無料で再購入できるので、それで足りると思っていました。
復元ボタンを作成して、再提出。
■2回目「アプリのタイトルにキーワードが入っている」
アプリ名が「100万年でドラゲナイ ~僕と世界の終わりとサカイのお尻~」で、プロダクト名が「ドラゲナイ」だったのですが、「~」以降がキーワードだとみなされたようです。
また、もしかしたらキーワードとして不適切な言葉が入っていると言っているのかもしれないので、とりあえず副題をバッサリカット。
「100万年でドラゲナイ」として再提出。
■3回目「アイコンとアプリ名が不適切」

■4回目「タイトル画面が不適切」
まあ前回と言っていることはほぼ同じなわけですが、今回はタイトル画面。
正直アホかと思ったので、以下の内容で返信しておきました。
「ユーザーはSEKAI NO OWARIと明確な違いを認識できるため、混同するとは思えません。もしこれで混同するなら、現在AppStoreに並んでいる相当数のアプリケーションの方が混同させるものといえるでしょう。例)”進撃の巨人”関連アプリ等」
どうせ文句を言っても受け入れられることはないでしょうから、タイトル画面を変更して再提出。

■5回目「0年になったらどうなるか、動画を提出しろ」
たぶん、クリア画面でSEKAI NO OWARI的なものが表示されるんじゃないかとか疑ってるんでしょうね。
んなもんないから。
100万年まで進めるのはだるかったので、ゲームデータをいじって残り100年のところからスタートしてからプレイ動画を録画して、youtubeにアップ。
URLを書いてもいいのですが、Apple側で確認したかどうかがわかってからにしたいと思います。
ちなみにご存知の方も多いと思いますが、iOSのプレイ動画はQuickTime Playerで簡単に録画することができます。
■そして現在、再度審査中
今現在InReviewになって2時間位経ちますが、アップした動画が見られてる様子がありません。
バイナリ変わらないのに、何やってんだろうと思います。
おそらくApple(というか審査担当)はリリースさせたくないんだろうなと思います。
そのためのツッコミどころを探してるんじゃないかという感じを受けます。
毎回言ってくることが違うのに加えて「そこ、前回までまったく問題にしてなかっただろ」というところをネチネチ言ってくるのはやめてほしいですね。
今回勉強になったのは、メタデータリジェクトからの再審査も一週間かかる場合もあるということです。
他の方のブログなどを見ると数十分~1日で再審査になるケースが多そうだったのですが、そうでない場合があることもわかりました。
ハルシオンシステム様のポケットガールiOS版も、メタデータリジェクト後なかなか再審査にならないと伺ったので、ここ最近の傾向なのかもしれませんね。
また、再審査がなかなか始まらないときは、Contact欄から連絡をしてみるといいかもしれません。
メタデータリジェクト後の放置が続いたのでContact欄から連絡したところ、その日のうちにInReview(そしてリジェクト)になったので。
それにしてもこのアプリ、果たしてリリースできるのか、できないのか…。
俺達の戦いはこれからだ!!
(ご愛読ありがとうございました。ねこバタ先生の次回作にご期待ください)
100万年でドラゲナイのiOS版は、2月4日にAppleにバイナリを提出してから、延々と再審査とリジェクトを繰り返しております。
正直私としてはアプリのリリースを見送ってもいいのですが、予約していただいた方もたくさんいらっしゃいますし、何よりどうすればリジェクトされないアプリ作りを目指すことができるのかという点でアプリ開発者の方の参考になる部分も少しはあるかもしれないので、記録を残しておこうと思います。
まず最初にアプリの概要です。
【アプリ名】
100万年でドラゲナイ ~僕と世界の終わりとサカイのお尻~
【内容】
上から色々な物が落ちてくるので、タップして吹き飛ばしていきます。
吹き飛ばすごとに残り年数が減っていくので、100万年を残り0年にするのが目的です。
【アプリアイコン】

【スクリーンショット】

Androidでは2/4辺りに公開されていて、3/3現在2173DLとなっております。
Google Play
■ステータス履歴
まずはiTunes Connectのステータス履歴をご覧ください。

怒涛のリジェクト。
輝かしい戦歴ですね。
ちなみに画像内にもありますが、メタデータリジェクトの場合はどうやら「却下済み」とは表示されないようです。
あと、今回はアプリ内購入(広告非表示)も審査対象になっているのですが、リジェクトを受けた場合は該当するアイテムのステータスが「Developer action needed」のような感じで表示されて、保留状態となります。
なので再審査を請求するたびに該当アイテムのdescription欄に半角スペースを足して「waiting for review」の状態に戻しました。
■1回目「購入の復元ボタンの未実装」
We found that your app offers In-App Purchase(s) that can be restored but does not include a “Restore Purchases" feature to allow users to restore the previously purchased In-App Purchase(s), as specified in the “Restoring Purchase Products” section of the In-App Purchase Programming Guide
"Users restore transactions to maintain access to content they’ve already purchased. For example, when they upgrade to a new phone, they don’t lose all of the items they purchased on the old phone. Include some mechanism in your app to let the user restore their purchases, such as a Restore Purchases button."
To restore previously purchased In-App Purchase products, it would be appropriate to provide a "Restore" button and initiate the restore process when the "Restore" button is tapped by the user.
これは単純に私の確認不足でした。
購入したアイテムは購入ボタンから購入しても無料で再購入できるので、それで足りると思っていました。
復元ボタンを作成して、再提出。
■2回目「アプリのタイトルにキーワードが入っている」
- 3.4 - App names in iTunes Connect and as displayed on a device should be similar, so as not to cause confusion
アプリ名が「100万年でドラゲナイ ~僕と世界の終わりとサカイのお尻~」で、プロダクト名が「ドラゲナイ」だったのですが、「~」以降がキーワードだとみなされたようです。
また、もしかしたらキーワードとして不適切な言葉が入っていると言っているのかもしれないので、とりあえず副題をバッサリカット。
「100万年でドラゲナイ」として再提出。
■3回目「アイコンとアプリ名が不適切」
- 22.2 - Apps that contain false, fraudulent or misleading representations or use names or icons similar to other Apps will be rejected

■4回目「タイトル画面が不適切」
- 22.2 - Apps that contain false, fraudulent or misleading representations or use names or icons similar to other Apps will be rejected
まあ前回と言っていることはほぼ同じなわけですが、今回はタイトル画面。
正直アホかと思ったので、以下の内容で返信しておきました。
「ユーザーはSEKAI NO OWARIと明確な違いを認識できるため、混同するとは思えません。もしこれで混同するなら、現在AppStoreに並んでいる相当数のアプリケーションの方が混同させるものといえるでしょう。例)”進撃の巨人”関連アプリ等」
どうせ文句を言っても受け入れられることはないでしょうから、タイトル画面を変更して再提出。

■5回目「0年になったらどうなるか、動画を提出しろ」
- Information Needed
たぶん、クリア画面でSEKAI NO OWARI的なものが表示されるんじゃないかとか疑ってるんでしょうね。
んなもんないから。
100万年まで進めるのはだるかったので、ゲームデータをいじって残り100年のところからスタートしてからプレイ動画を録画して、youtubeにアップ。
URLを書いてもいいのですが、Apple側で確認したかどうかがわかってからにしたいと思います。
ちなみにご存知の方も多いと思いますが、iOSのプレイ動画はQuickTime Playerで簡単に録画することができます。
■そして現在、再度審査中
今現在InReviewになって2時間位経ちますが、アップした動画が見られてる様子がありません。
バイナリ変わらないのに、何やってんだろうと思います。
おそらくApple(というか審査担当)はリリースさせたくないんだろうなと思います。
そのためのツッコミどころを探してるんじゃないかという感じを受けます。
毎回言ってくることが違うのに加えて「そこ、前回までまったく問題にしてなかっただろ」というところをネチネチ言ってくるのはやめてほしいですね。
今回勉強になったのは、メタデータリジェクトからの再審査も一週間かかる場合もあるということです。
他の方のブログなどを見ると数十分~1日で再審査になるケースが多そうだったのですが、そうでない場合があることもわかりました。
ハルシオンシステム様のポケットガールiOS版も、メタデータリジェクト後なかなか再審査にならないと伺ったので、ここ最近の傾向なのかもしれませんね。
また、再審査がなかなか始まらないときは、Contact欄から連絡をしてみるといいかもしれません。
メタデータリジェクト後の放置が続いたのでContact欄から連絡したところ、その日のうちにInReview(そしてリジェクト)になったので。
それにしてもこのアプリ、果たしてリリースできるのか、できないのか…。
俺達の戦いはこれからだ!!
(ご愛読ありがとうございました。ねこバタ先生の次回作にご期待ください)