最近アップトーキョーさんの頑張りなどの影響で、ブースト広告によるランキング操作について注目が集まっていますね。

今日はそのランキングについてのお話です。
そもそもブースト広告のランキング操作は、ランキングからの自然流入を狙ったものです。
遊びたいアプリや欲しいアプリを探す場合、ストアを見るのが一番手っ取り早いものですし、どのアプリが人気があるのか見るという人は多いため、そこからの流入を得たいというのは、アプリ開発者なら誰でも思うことなのではないでしょうか。

このランキングについてはGoogle PlayとApp Storeで大きな違いがあります。
順位決定のアルゴリズムは公開されていないので、アプリの動きを見て想像しなければいけない部分が多いのですが、App Storeの場合は直近のダウンロード数の比重が大きいと考えられます。
これは拙作ワーズ・アンド・マジックが2ちゃんまとめサイト等に掲載されたその日に大きく順位を伸ばしたことからも明らかです。
対してGoogle Playの場合は、おそらくですが2日程度のスパンでのDL数と起動数を見ているのではないかという感じがします(あくまで自分のアプリのランキング順位からの想像です)。
Google Playは上がるときも下がるときも緩やかな印象を受けます。

では、どちらがより個人開発者にとって恩恵を受けられるのかというと、私はGoogle Playの方だと思います。
App Storeは一時的に順位が上がっても、すぐにより力のある(またはブーストできる体力のある)アプリに押しのけられてしまうため、ランキングの変動が激しく順位を維持するのが難しいと考えます。

また、Google Playの場合は、公開後30日以下のアプリを集めた新着ランキングや、最近のDL数または起動数の上昇率によって計算されていると思われる急上昇ランキング(20DLくらいしか伸びなくても掲載されるので上昇率だと思います)、類似アプリやインストール傾向からユーザー毎にカスタマイズされたオススメアプリの表示など、App Storeにはない形でのアプリ露出機会が多いのもありがたいところです。

実際にどの程度違いがあるのかについて、App Annieによるワーズ・アンド・マジックのランキング推移を見てみたいと思います。

まずはGoogle Playからです。

ranking_google

大体調子のいい時で150位以上、あとは200位あたりをウロウロしている感じですね。

それでは次にApp Storeでの順位です。

ranking_apple

App Storeの場合はロールプレイングゲームカテゴリを外してしまったのでストラテジーカテゴリでの順位を一緒に表示しています。
一番いいときでロールプレイングゲームカテゴリの50位あたりまでいきましたが、ものすごい勢いで急降下しているのがわかります。
また、とても重要な事ですがApp Storeの場合は150位までしか表示されません
ワーズ・アンド・マジックの場合、たまに順位が上がっても大体152位とか154位とかまでしか上がらなかったので、ランキングに顔を出すこともできない状態でした。
Goole Playは確か400位あたりまで掲載されます。

ちなみに、現在のダウンロード数はAndroid版が1日あたり40~120DLに対し、iOS版は10~20DLといったところです。
もちろん他の方の場合にも必ず当てはまるとは思いませんし、Androidでもまったく露出もなくダウンロードされないアプリも数多く存在するので、なるべくなら両方のOSで出した方がいいとは思います。
ただ、iOSとAndroidのどちらでアプリを出そうかと迷っている個人開発者の方がいらっしゃったら参考にしていただければと思います。