怒涛のレビュー全レスを中断して(まだ一回目ですが)、今日はゲームブックのお話です。

ワーズ・アンド・マジックに出てくる単語は創作ファンタジーや、世界各地の伝説・神話にもとづいていますが、ゲームブックやテーブルトークRPG由来のものも多く取り上げています。

ゲームブックというのは、主人公の行動を自分で選択しながら読み進めるタイプの本です。
各場面ごとに文章が細かく分けられていて、選択肢に従って番号のついた箇所を読んでいきます。

   58
君の前に大きな城門がそびえ立っている。城門の前にはゴブリンの番兵がいるが、どうやらまだ君には気づいていないようだ。
・ゴブリンに不意打ちをしかけるなら89
・別の道を探すなら143

という感じですね。
弟切草やかまいたちの夜のようなノベルゲームに近い感じです。

私が思春期の頃に一大ブームとなって、私の通っていた学校ではゲームブック禁止令まで出されました。
当時はファミコンやパソコンのない家庭も多かったため、手軽にできるゲームとして受け入れられたのかもしれません。
ゲームブック専門誌「ウォーロック」なども発刊され人気となっていましたが、1990年代には下火になってしまいました。
今は当時の子どもたち(つまり現在のいい大人たち)に向けて、だんだんと復刊されているようですので、このブログでも時々紹介していきたいと思います。

前置きが長くなりましたが、ゲームブック関連サイト、ゲームブック温故屋様にワーズ・アンド・マジックを取り上げていただいたので、ご紹介させていただきます。
ゲームブック温故屋様は自作ゲームブックの制作をされていて、ブログではゲームブックの感想もたくさん掲載されています。
なんとノーマルモードをクリアされたそうで、そこまでやっていただけるなんて…と涙を禁じえません。
しかも、ワーズ・アンド・マジックの前の記事はスティーブ・ジャクソンの名作『バルサスの要塞』です。
ファイティング・ファンタジー・シリーズの2作目で、私はFFシリーズは1作目の『火吹き山の魔法使い』ではなく、『バルサスの要塞』からプレイしたので感動です(ちなみに一番最初にプレイしたゲームブックは東京創元社の『ゼビウス』です)。

温故屋
 
無料アプリゲーム「ワーズ・アンド・マジック」 : ゲームブック温故屋

ゲームブックのコレクションは100冊以上あったのですが、実家に置いてきてしまったので、今はもう捨てられてしまっているかもしれません。
今度実家に帰ったら探してみよう…。